日本機械学会材料力学部門 「マルチフィジックスの実験/計算技術の高度化に関する研究会」準備会  主査 林眞琴,幹事 泉聡志,田中展 日時: 2010年11月29日(月) 13:30〜17:30 場所: 東京大学 山上会館(本郷) 002会議室 13:30〜14:00 研究会設立趣旨について        林眞琴 (茨城県企画部)、泉聡志(東京大学大学院工学系研究科) 14:00〜14:40 材料力学分野の動向と将来へ向けての提言   磯野 吉正 (神戸大学大学院工学研究科)  材料力学分野のこれまでの動向(主に実験技術,解析技術,材料評価技術がそれぞれに特化したかたちで研究を推進)と、変化する世界情勢の中の日本のものづくりに我々がどのように貢献し、守っていくか、大学研究者が考えるべきことについて、いくつかの提言を行う。 14:40〜15:20 材料力学系の計算・理論の変遷(仮)   中谷 彰宏 (大阪大学大学院工学研究科) ---------休憩------- 15:40〜16:20 イノベーションモデルの変遷とこれからの産学連携のありかたについて   春山 繁之 (山口大学大学院技術経営研究科)  テクノロジープッシュ型の研究開発では、差別化できる独創的な良い研究を行いそこから生まれた技術を元に競争力のある製品、即ち売れる製品を生み出す技術を全面とした研究が重要な位置づけであった。しかし、購買力が非常に小さい市場では、良い技術だけでは顧客を満足させることが難しい。また、現在のイノベーションモデルは、システム統合ネットワークモデルである第5世代に入っている。そのため、ものづくりや技術を核とする企業がイノベーションによって持続的成長を遂げるためには、組織の柔軟性とスピードを重視した新たな産学連携モデルへの取り組みが重要である。 16:30〜17:20 今後の方針に関する総合討論 17:30〜19:30 懇親会