FlawEDは、構造物の健全性評価を支援する目的で、利用者に大きな手間をかけることなく解析が実施できるよう作成されている。構造健全性評価にあたっては、応力拡大係数(K)、J積分評価(J)、極限荷重評価(L)などの評価を行う必要があるが、さまざまな手法が構造形状や、き裂形状、荷重様式に応じて論文、技術レポート等に掲載されている。FlawEDは、ダウンロードメニューの利用によって、目的に応じて容易に解析手法を選択できるようになっている。また、単位の換算機能、解析対象の画像表示、計算結果のグラフ表示、残留応力分布の級数フィッティングなどさまざまな支援機能を提供している。本システムを「構造健全性評価ハンドブック」とともに活用していただけると幸いです。
FlawED ver1.00 (2006/12/1)
FlawED
ver1.10(2007/1/30) 大幅に機能アップしました。詳細はヘルプを参照してください。
このバージョンでは、J-2-a,K-2-f-1,K-2-i-1にバグが見つかりました。またL-2-kの例示コマンドにも誤りがありました。破棄した上で、ver1.20以降を再インストールしてください。
FlawED ver1.20(2007/3/6)
このバージョンでは、L-2-kおよびコマンド"K2L"に誤りがみつかりました。
FlawED ver1.21(2007/3/9)
FlawEDver1.25(2009/2/2)
コマンドに一部不備がありました。材料データを追加しました.
FlawEDver1.26(2009/2/13)
このバージョン以前では,R6法の計算でLrの計算に誤りがありました.Syを使うべきところ,Sfを用いて計算していたものを修正.
FlawEDver1.27(2009/2/18)
K-2-k-2において,THコマンドをき裂全角として計算していたものを,半角で計算するように修正
FlawEDver1.28(2009/2/26)
テキストP.390,設問4.2に対応できるように変更,CHANGELコマンドの追加
FlawEDver1.29(2009/2/27)
CHANGEJコマンドの追加
FlawEDver1.30(2009/5/13)
CHANGEKコマンドに誤りがありました
コントロールパネルを開いた後に、「プログラムの追加と削除」により削除してください。
システムに関する問い合わせに際しては、コマンドファイルとともに、正解の値もあわせてお送りいただけると幸いです。以下は、お問い合わせいただいた質問に対する回答です。
以下にコマンドの例題を入出力ファイル、解説とともに掲載します。