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■ 概要

FlawEDは、構造物の健全性評価を支援する目的で、利用者に大きな手間をかけることなく解析が実施できるよう作成されている。構造健全性評価にあたっては、応力拡大係数(K)、J積分評価(J)、極限荷重評価(L)などの評価を行う必要があるが、さまざまな手法が構造形状や、き裂形状、荷重様式に応じて論文、技術レポート等に掲載されている。FlawEDは、ダウンロードメニューの利用によって、目的に応じて容易に解析手法を選択できるようになっている。また、単位の換算機能、解析対象の画像表示、計算結果のグラフ表示、残留応力分布の級数フィッティングなどさまざまな支援機能を提供している。本システムを「構造健全性評価ハンドブック」とともに活用していただけると幸いです。

■ダウンロード

■インストール手順

  1. 上記のダウンロードより、圧縮ファイルをダウンロードする。
  2. 解凍することにより、FawEDSetup.msiとsetup.exeが作成されることを確認する。
  3. すでにFlawEDをインストールしてあるときには、「削除手順」を実施してから下記のインストールを実行すること。
  4. setup.exeを起動するとインストールが開始される。
  5. スタータップメニューに登録されるとともに、デスクトップにFlawEDのアイコンが表示される。
  6. 使用法はFlawEDを起動後に、ヘルプを参照してください。

■削除手順

コントロールパネルを開いた後に、「プログラムの追加と削除」により削除してください。

■Q & A

システムに関する問い合わせに際しては、コマンドファイルとともに、正解の値もあわせてお送りいただけると幸いです。以下は、お問い合わせいただいた質問に対する回答です。

  1. 疲労き裂進展解析における荷重の与え方がわからない
  2. 表形式データを使うK値の計算がおかしい(Ver. 1.10:2007.3.5)
  3. 極限荷重の評価の計算が合わない(Ver. 1.10:2007.3.6)
  4. L-2-kの計算がおかしい(Ver. 1.10:2007.3.6)
  5. L-2-jの計算がπ倍になっている(2007.3.6)
  6. K2Lコマンドを使った計算がおかしい(Ver 1.20: 2007.3.9)

■例題コマンド

以下にコマンドの例題を入出力ファイル、解説とともに掲載します。

EXAMPLE