[質問]
円筒に周方向外表面半楕円表面亀裂(K-2-i-1)が有る 
場合のK値の計算を行ったのですが、添付のように簡単なモデルで手計算とプ 
ログラム計算の結果が合いません。

[回答]
FlawED(ver.1.10)の計算が正しくないことを確認しました。この原因は以下であることが判明しました。
表形式で与えられている場合の計算では、補間を適用します。補間方法は3次スプライン補間
を用います。このアルゴリズムでは、x配列とy配列を与えた上で、任意に指定された値xaにつ
いて補間値を計算します。その際に、x配列は小さい方から順番に並んでいなければならない
という制限がついていることを見落としていました。ご指摘のK-2-i-1については、表を見ますと
a/cが大きな値から与えられています。従って、このままの順番で補間プログラムに適用すると
誤った結果を与えてしまうことがわかりました。順番を並べかえるようプログラムし直したところ
正しい結果が得られることがわかりました。Ver1.10以前のプログラムでは、上記と同じ条件に
あてはまる場合には、全て誤った解を与えてしまうことになります。該当するもの全てについて
チェックし、Ver 1.20において修正しました。

下記の項目が該当します

J-2-a,K-2-f-1,K-2-i-1

Ver 1.10以前では、これらのコマンドについては誤った解を与えてしまいますので注意してください。