基本的使い方

本システムは対話モードかバッチモードかのどちらかで動作する。対話モードとして起動するには、単にプログラム名のみ入力して起動する。この場合には、プロンプト>に続いて、逐一コマンドを入力してゆく。開発段階で、途中結果を確認しながら進むときにはたいへん便利である。 登録されているコマンド全体は、対話モードにて

command

と入力することにより見ることができる。また、コマンドの使い方は

help,コマンド名

にて表示される。一方、バッチモードとして起動するには、コマンド群をファイルに記述して後、プログラム名の引数としてこのファイル名を指定すればよい。本ページの例題のところに、そのデータに関するバッチファイルがftpによりダウンロードできるよう設定されているので、まず試してみてもらいたい。ファイルの途中で、バッチモードから対話モードに切替えることもできる(breakコマンド)。この場合、バッチモードに復帰するにはexitコマンドを用いる。バッチモードの場合、実行コマンドの経過を画面に表示するには

echo,on

とする。コマンドは大文字と小文字を区別しない。逆に画面に表示しない場合は

echo,off

とする。解析の手順は以下の通り。
  1. プロセス、マテリアル、セレクトの要素データを所定の書式でファイルに作成
  2. 対話モードのときは、ファイルの読み込み、→対話処理を行なう
  3. バッチモードを行なうには、実行コマンドを並べたテキストファイルを作成し、このファイル名をコマンドラインで指定する